今日は大麦若葉の紹介です!
近年大麦若葉の人気で国内での生産が盛んになってきています。
九州では気候の条件があっているせいか、
各地域で生産されている方が増えています。
八女では、なんと!
茶生産者が大麦若葉を製造するという事業展開で
平成24年度農林水産祭天皇杯を授与されています!
(参考:平成24年度(第51回)農林水産祭天皇杯等の選賞について 別添2の資料をご確認ください。)
と、生産旺盛な地域なので、生産されたものをブレンドするという
お仕事があります。今回はそんなお仕事内容をご紹介です。
大麦若葉は旨みたっぷり?海苔ノリ?
これが大麦若葉です。
製茶機械で生産されているので、緑茶のような状態で出来上がってきます。
味を見るために直接口に含んで確認するのですが、
良い大麦若葉は海苔の味がします。
生臭みも少なく、お茶でいえば玉露のような味わいがあります。
正直うまいです。
他産地のものもたまに見ますが、八女の大麦若葉は特に旨みが強い気がします。
寒暖差の激しい気候が良い影響となっているのでしょうか。
できればデータを集めて見たいものですね!
仕上げ!
仕上げ内容に入ります。
このままでは白い部分などが入っていて、色や味などに影響するため、
篩(ふるい)を使って選別します。
見えづらい。。網をつけたものがぐるぐる廻って
小さいものと大きいものが別れて出てきます。
実はこの工程の前に作業を挟んでいますが、企業秘密です。ふふふ。知りたい方お問い合わせください。
左が仕掛かり前、右が別れた品物です。
右上段には白い部分が少ないことが分かりますでしょうか。
このように葉の部分だけを選り分けていきます。
そして、右下の品物は次に”色彩選別”にかけていきます。
ちょっとずつ原料を流し、白い部分と白くない部分を分けていきます。
綺麗になってきました。
左が色彩選別前、右上が白くない部分となります。
これだけ磨ければ本製品に入れます。
といった具合で仕上げを行なったものはブレンドをして、
きちんとした製品に仕上がっていきます。
大麦若葉の品質を吟味
お茶もそうですが、大麦若葉も生育条件や摘採期日で随分と品質が変わってきます。
それぞれのパーツを見極めて、均一な品物になるように製造することが大事になっていきます。
先日の記事で出しましたが、大麦若葉の市場は少し停滞してしまっています。
ただ、ニーズは消えていませんし、これからは圧倒的な差別化が重要になってくると思います。
今回仕上げの話をしましたが、青汁メーカーさんでここまでやっているところは少数派であり、弊社も少しずつこういう依頼が増えてきています。なかなかこのような依頼を受けるところもないと思いますので、どうにかしたいとお困りの方ぜひお問い合わせください!お待ちしております。
本日も最後までご覧いただきありがとうございます!